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虫歯を3年放置したらどうなる?リスクと治療の流れ

「虫歯があるのは分かっているけど、痛みがなくてそのままにしてしまった」「歯医者が苦手で3年くらい行っていない」という方は少なくありません。虫歯は自然に治ることはなく、時間が経つほど進行していきます。3年も放置してしまうと、初期の虫歯が悪化し、治療が大掛かりになる可能性があります。この記事では、虫歯を3年間放置した場合の進行度やリスク、治療の選択肢について詳しく解説します。

虫歯を3年放置するとどうなる?

虫歯の進行スピードは人によって異なりますが、3年という期間は虫歯が大きく進行するのに十分な時間です。

- C1(初期虫歯)からC2C3へ進行

- 痛みの有無は進行度に依存

- 見た目の変化(黒ずみや欠け)

症状として考えられること

3年放置した虫歯では、次のような症状が現れているケースが多いです。

- 冷たいものや甘いものでしみる

- 噛むと痛む

- 歯に穴が空いている

- 黒や茶色に変色している

- 歯ぐきが腫れている、膿が出ている

- 口臭が強くなった

放置によるリスク

虫歯を3年放置すると、以下のようなリスクがあります。

- 根管治療や抜歯が必要になる

- 隣の歯にまで感染が広がる

- 全身への悪影響

治療の流れ

3年間放置した虫歯でも、歯科医院では適切な治療が可能です。

- C2程度なら削って詰め物

- C3なら根管治療+クラウン

- 保存不可能なら抜歯と補綴(インプラント・ブリッジ・入れ歯)

歯医者に行くのをためらっている人へ

3年も放置してしまったから、恥ずかしくて行けない」という声もあります。しかし歯科医院では、同じように長期間放置してしまった患者さんを日常的に診ています。恥ずかしさよりも、健康と生活の質を守ることを優先するべきです。今からでも遅くはありません。

虫歯を3年放置してしまった方も、早めの受診で歯を残せる可能性があります

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まとめ

虫歯を3年間放置すると、初期の小さな虫歯が象牙質や神経に進行している可能性が高く、根管治療や抜歯が必要になることがあります。見た目の変化や口臭、歯ぐきの腫れなども現れやすくなり、全身の健康リスクにもつながります。しかし、どんな状態であっても歯科医院に行けば治療の方法はあります。放置期間が長くても恥ずかしがらず、早めの受診をすることで歯を守れる可能性は十分に残されています。

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記事監修 日吉ストーク歯科院長 中川翔太