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虫歯C3の痛みとは?症状・進行度・治療法を徹底解説

虫歯がC3に達すると、象牙質を越えて歯髄(神経)にまで進行した状態を意味します。この段階では「ズキズキする強烈な痛み」が出やすく、放置すると生活に支障をきたすほど悪化する危険性があります。C3の痛みは虫歯のサインの中でも特にわかりやすく、放置は大きなリスクにつながります。この記事では、C3の痛みの特徴や症状、治療方法について詳しく解説します。

C3虫歯の特徴

C3虫歯は、細菌が象牙質を突破し、神経がある歯髄に到達した状態です。この段階になると、以下のような特徴が現れます。

- 強い自発痛(何もしていなくてもズキズキする)

- 夜間に痛みが増す

- 温かいもの・冷たいもので鋭い痛み

- 痛み止めが効きにくい場合もある

C3虫歯の痛みの種類

C3虫歯の痛みにはいくつかのパターンがあります。

- 自発痛:何もしていなくてもズキズキ痛む

- 持続痛:刺激がなくても長時間続く痛み

- 拍動痛:心臓の鼓動に合わせてズキンと響くような痛み

- 咬合痛:噛んだときに強く痛む

これらはすべて歯髄炎が進行しているサインであり、自然に治ることはありません。

放置するとどうなる?

C3虫歯の痛みを放置すると、以下のリスクが高まります。

- 歯髄が壊死して痛みが一時的に消える(しかし感染は進行)

- 膿がたまり歯ぐきの腫れや顔の腫れを引き起こす

- C4へ進行し、歯を失う可能性が高まる

- 細菌が血流に乗り全身疾患につながる恐れ

歯科医院での治療方法

C3の痛みを解決するためには、歯科での治療が必須です。

- 根管治療

- クラウン(被せ物)

- 抜歯(保存困難な場合)

早めに受診する重要性

C3の痛みは放置しても治ることはなく、むしろ悪化していきます。神経が死んで痛みが一時的に治まるケースもありますが、その時点で歯の内部は深刻に侵されており、治療はより困難になります。強い痛みを感じたら早急に歯科医院を受診することが、歯を守るための最善策です。

「ズキズキする痛み」はC3のサイン。今すぐ歯科医院で治療を受けましょう

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まとめ

C3虫歯は神経に到達した状態であり、強烈な痛みを伴うことが多い段階です。自発痛・拍動痛・咬合痛などが現れ、生活の質を大きく下げる恐れがあります。放置すると神経が壊死して一時的に痛みがなくなることもありますが、それはむしろ病気が進行している危険な状態です。根管治療やクラウンによる補強が必要となり、場合によっては抜歯に至るケースもあります。C3の段階での早期治療が、歯を残せるかどうかの分かれ道になります。

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記事監修 日吉ストーク歯科院長 中川翔太